2006年 03月 07日
三番瀬のツバサゴカイ |
4ヶ月ぶりにブログ更新です。今までずっと冬眠してました・・・。
先日、今年に入って初めて干潟に行きました。場所は三番瀬です。今回も魚ばかり追いかけましたが、写真は何故かツバサゴカイです。これしか良い写真が撮れませんでした・・・。
今年も数回ほど三番瀬に行く計画があるのですが、いろいろと忙しい状況が続いているので気を抜くとこのツバサゴカイのように外に出ることなく巣穴に篭ってしまいそうです・・。 (三番瀬のツバサゴカイ 2006年3月4日)
さて、話は変わりますが、2006年4月号の「日経サイエンス」に、三番瀬市民調査の会でお世話になっている高島麗さんの三番瀬に関する記事「カキ礁が育む豊かな生態系」が掲載されています。
カキ礁というと、一般に河口の何処にでもありそうな「邪魔な障害物」といった感じで受け取られてしまいますが、三番瀬のカキ礁を詳しく調査したところ沢山の生物種そして希少種が棲み着いていることがこれまで分かっております。カキ礁による水質浄化作用などについては良く知られていることと思いますが、敢えて魚好きから見たカキ礁の魅力を挙げるとすると、様々な幼魚が大型魚類から身を隠すようにカキ礁を隠れ家としている点でしょうか。記事でも紹介されているとおり三番瀬にはカキが複雑に積み重なって周囲よりも小高くなったカキ礁が形成されているのですが、3/4の三番瀬ではそのカキ礁に隠れていたと思われる様々な幼魚たちが引き潮に伴って干出から逃れるようにたくさん姿を現してくれました。特にイシガレイの幼魚の数には驚くほどで、このカキ礁が近年の東京湾において漁獲量が減少している彼らイシガレイの「ゆりかご」としての機能を果たしていると実感しました。
・・・ちなみに今回の日経サイエンスですが、高島麗さんの記事で紹介されているエドハゼの写真は私のだったりします。
先日、今年に入って初めて干潟に行きました。場所は三番瀬です。今回も魚ばかり追いかけましたが、写真は何故かツバサゴカイです。これしか良い写真が撮れませんでした・・・。
今年も数回ほど三番瀬に行く計画があるのですが、いろいろと忙しい状況が続いているので気を抜くとこのツバサゴカイのように外に出ることなく巣穴に篭ってしまいそうです・・。
さて、話は変わりますが、2006年4月号の「日経サイエンス」に、三番瀬市民調査の会でお世話になっている高島麗さんの三番瀬に関する記事「カキ礁が育む豊かな生態系」が掲載されています。
カキ礁というと、一般に河口の何処にでもありそうな「邪魔な障害物」といった感じで受け取られてしまいますが、三番瀬のカキ礁を詳しく調査したところ沢山の生物種そして希少種が棲み着いていることがこれまで分かっております。カキ礁による水質浄化作用などについては良く知られていることと思いますが、敢えて魚好きから見たカキ礁の魅力を挙げるとすると、様々な幼魚が大型魚類から身を隠すようにカキ礁を隠れ家としている点でしょうか。記事でも紹介されているとおり三番瀬にはカキが複雑に積み重なって周囲よりも小高くなったカキ礁が形成されているのですが、3/4の三番瀬ではそのカキ礁に隠れていたと思われる様々な幼魚たちが引き潮に伴って干出から逃れるようにたくさん姿を現してくれました。特にイシガレイの幼魚の数には驚くほどで、このカキ礁が近年の東京湾において漁獲量が減少している彼らイシガレイの「ゆりかご」としての機能を果たしていると実感しました。
・・・ちなみに今回の日経サイエンスですが、高島麗さんの記事で紹介されているエドハゼの写真は私のだったりします。
#
by rurinobikublog
| 2006-03-07 00:04
| 干潟のカニや貝など